池の改修をさせて頂きました
普通の池に直す事は、簡単ではありませんが難しくはありません
しかし、ただ普通に直しても、今の人達に喜んでもらえる気はしませんでした
池を作る事が少なくなりましたが、枯山水が洒落てるというだけではありません。池があまり今の感覚に 追いついてないのではないかと考えます。
(池の進歩したものが枯山水ではありません。庭の中の’水’の良さは、枯山水では表せません。
枯山水には、独自の良さがあります)

水がキレイに見える事が大事です。
セメントをそのままではだめです。今の人はすぐに気づくでしょう。何十回と試作してイメージに合うものを使いました。

左側の石は滝になってまして、上から水がでます。水の出す量によって雰囲気が変ります。
垢抜けすぎた観もありますが、純日本建築の建物に少しは見合うものになりました

写真では分かりにくいですが、水深は30センチあります

金魚をいれるのですが、猫がいたずらするようで猫よけをつけました。
防水シートによる池の施工は、従来の施工方法より安価にできるようになりました
枯山水よりは、高くつきますが、いかがでしょう?